2013年5月2日木曜日

ラマシパンからのご報告です(長いです)




2008年 ラマシパンのブログを始めたばかりの頃
デジカメを持っていなかった私に
「ブログに写真を載せて!」と
友達がデジカメをプレゼントしてくれた

その頃は デジカメの使い方も良くわからず
肝心のブリオッシュに ピントが合っていない始末

あれからもう 5年が経ちました
(今もそのデジカメを使っています♪)



ニセコに移住して来てからは
もう 11年経ちました

私がひとつの場所に こんなにも長くいたなんて
とても珍しいことで

だんなさんと一緒だったから
簡単には逃げられなかった・笑

厳しい北国での生活と
しっかり向き合わなくてはなりませんでした



ニセコが大好きになるまで 5年かかりました

ニセコの人達が大好きになるまで 7年かかりました

頭の固い私は こんなにも時間をかけて
この場所を大好きになっていきました



大好きになって ずっとここにいたいと思いました

それで ニセコでちゃんと パン工房を始めようと
(今は引きこもりパン家ですから)
頑張って物件を探し続けました

土地を買って 家を建てようか
中古物件を買って リフォームしようか と
いろいろ考えて 探しましたが
全然見つからなかったんです

明日契約させてもらおう!と思っていたおうちが
今日売れてしまった と連絡が来て
涙がポロポロこぼれたときもありました



そうやっているうちに 去年の秋
毎年受けているヴィパッサナー瞑想
コースに行く時期になりました

だんなさんと受けたのですが
コースが終わった後
自然とだんなさんと意見が一致しました

「瞑想センターの近くに おうちを探してみよう!」と

ずっと瞑想センターのお手伝いをしてきたので
とても自然な発想でもありました



ニセコは今 人口が増えている上に
物件自体が少ないです

でも 京都だから
物件がたくさんあるだろうと思っていたら
やっぱりそうそう簡単には見つかりませんでした

おうちを買うって とても大きなことですね



もう ニセコか京都か
どっちかわからなくなってきました

自分達には 待つことしかできなくなりました

冬の間 辛抱強く待ちました

そうしたら 私達を呼んでくれたのは
京都のおうちでした


京都の福知山市の 山の中に一件だけぽつんとある
築170年の古民家でした

上水道は来ていなくて 井戸水と
山の上から湧いている轟水を引いてあるのが
私のこころをぐぐっと惹き付けました

その上 不思議なご縁のあった売り主さんは カフェをされていて
少しリフォームすれば 工房を始められる状態です

画家のだんなさんも とても気に入るおうちに出会えました




8月に ラマシパンは 京都に移住することになりました

だんなさんにリフォームしてもらって
10月には 新しい場所で
パン工房を始める予定です


北海道のラマシパンとして
たくさんのみなさまに パンを楽しんで頂いてきました

北海道を離れてしまうことを
残念に思ってくださる方も いらっしゃるかも知れません

私自身 北海道の素材を使ってパンを焼くのが喜びでした

大好きな羊蹄山の湧き水を使うことが
私の自慢でした


京都に住んで どんなパンになっていくのか
正直私にも まだわかりませんが
ニセコでパンを焼いて過ごした日々は
私には本当に大きくて
場所が変わっても 何も消えてなくなりません

このまま 私の中にあるそのまんまで
京都に行っても
北海道で得たものを活かしながら
京都の素材を使って
おいしいパンを焼いていきたいと思っています



長々とご報告しましたが
7月いっぱいまでは いつも通り
ニセコでパンを焼いています

8月まで パン教室の予定もたくさん!
6月にまた パンまつりもあります◎

残りの日々も 北海道のラマシパンを
楽しんで頂けたら嬉しいです :-)


いつも ほんとうに ありがとうございます***


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